まくらのフィッティング方法
A.首の高さをチェック
壁に背中と頭を付けて首の隙間の長さを計ります。定規を当ててスマホなどで写真を撮ると寸法を記録しやすいです。
B.耳から肩までの高さをチェック
壁に肩を付けてまっすぐに立ち、壁から耳までの寸法を測ります。この場合も、 定規を当ててスマホなどで写真を撮ると寸法を記録しやすいです。
ビーズの足し方
それぞれのパートに、必要に応じて中材を入れます。
枕の種類によって、ビーズがバラだったり、パックになっていることがあります。同色のビーズの入っているパートに入れてください。調整は減らしていくより足していく方が簡単です。左右に足す場合、同じ分量をあらかじめ用意して、同量を加えるようにするとバランスよく調整ができます。
入れ終わったら、ビーズをよくなじませて枕の形を整え、枕の高さを定規を当てて確認してください。その枕を使って寝心地を確認し、調整を繰り返してください。
高さがあっているか、確かめる目安
横向き寝の場合・・両サイドの高さチェック
横向き寝で高さが合わない場合は、頭部に角度がついて首が折れています。
高すぎる場合は違和感が感じやすいのですが、写真のようについ手を入れてしまう場合は、枕の高さが足りていません。もう少し高めに調整してください。
上向き寝の場合・・ネック部分と後頭部チェック
首と枕の間に隙間がないこと。ネック部分が低いと隙間ができてしまいます。
肩ラインに枕がフィットしていること。これで寝返りもスムーズにできます。
後頭部の中材の厚みが首の角度を決めます。鼻と耳穴のラインが床にほぼ垂直が目安、気道が確保できていればOKです。首が前傾したら量を減らして、あごが上がってしまう場合は少し中材の量を増やして調整してください。
眠れる身体になると、よりアクティブに活動できるようになり、心身の健康が良い循環を起こしてくれます。
T式ピローの高さ調整することは、自分の体の好みや状態を知ることにもつながります。少しずつ調整しながら、1週間から10日ほど継続して使用を続けるのも大切なポイント。
寝る前に枕の形を整えたり、軽いストレッチや呼吸法などを試すのも、心身のリラックスに有効です。
ぜひ、微調整を繰り返して、自分だけの枕を育て、気持ち良い目覚めを手に入れてください。